こんにちは!
「自己肯定感が高い子どもは困ったときに自分で路を切り拓ける」
「自己肯定感を高める教育方針」
など、、、近年この「自己肯定感」というワードをよく見かけることも多いですよね。
自己肯定感ってどうやって育むのか、そもそもどうやって高めるのか…
今回は、子どもの「自己肯定感」について、元保育士の先生にお話を伺いました。
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子育てをする中で、「自己肯定感」という言葉を見たり聞いたりしたことのある方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
自己肯定感と幼児教育は深くつながっているものですが、今回は自己肯定感について考えていきましょう。
自己肯定感とは?
そもそも自己肯定感とは何なのでしょうか。それは「ありのままの自分を受け入れる感覚」や「いいところも悪いところも、そのままの自分が好きという感覚」といった言葉で表現されます。
自己肯定感の根底にあるものは「愛されている感覚」です。これは大人との関わりの中で育むことができる感覚です。
自己肯定感の大切さと育児・幼児教育との密接な関わり
自己肯定感と幼児教育は深くつながっていると書きましたが、どういうことなのでしょうか。
幼児教育と聞くと難しく考えてしまいがちですが、大人との関わりがそのまま幼児教育になるのです。絵本を読んであげたらそれは幼児教育ですし、一緒にご飯を食べたらそれも幼児教育です。そして幼児期の子どもは、大人とのちょっとした関わりの中からでも、様々なことをどんどん吸収し成長していきます。
子どもの日常の中での大人との関わりそのものが幼児教育になり、そこから自己肯定感が生まれてきます。だから自己肯定感と幼児教育は深くつながっているのです。
自己肯定感は子どもが将来、課題などにぶつかった際に自分で解決する力になります。自己肯定感が「愛されている感覚」から育つのであれば、ぜひたくさんそのように感じてほしいと思いませんか?
自己肯定感を育む家庭での取り組み
自己肯定感を育む方法の正解は、明確なものはないのかも知れません。
ヒントがあるとすれば「日常でのちょっとした工夫」でしょうか。ここからはそんなヒントになる、家庭での取り組み方法の例を紹介します。
赤ちゃんからできる取り組み
心を込めて抱っこをする
赤ちゃんを抱っこする時、心を込めて抱き上げるというものです。
それだけでも赤ちゃんは感じ取るものがあるようで、色々なことがわかるのですね。
大きくなってくるとなかなか抱っこは大変になってきますが、甘えてきた際にハグする時にも応用できそうです。
実況中継
子どもの動きを一つひとつ言葉にして実況中継してみるのも面白いです。
例えば物の認知が進み、手で触るようになったら「見ています」「触りました」。
座って食事ができるようになったら「お野菜食べました」「ご飯を持っています」など、それだけで子どもは「見てもらえている」と感じることができ、自己肯定感へとつながっていきます。
年齢が上がっても、着替えや片付けなど自分でできることをやってほしい場面で使うことができます。
言葉の理解が進んできたら
会話の工夫
お話しするのが上手になってきたら、会話を少し工夫するだけでも自己肯定感を育むことにつながります。
「フォークで食べなさい」ではなく「フォークあるけど使う?」という言葉に替えるだけで、やらされたのではなく自己決定をする機会を作ることができます。
時計を理解し始めたら「もう片付けよう」ではなく「何時に片付ける?」など、様々な工夫ができると思います。
時間などは年齢が上がっても活用することができますね。
「聞く」という意識が見られ始めたら
大人の会話を聞かせる
子どもたちにとって身近な大人同士の会話も教養になります。こういった日常の大人同士のやりとりからも自己肯定感につながります。
自我が芽生え、主張するようになってきたら
オウム返し
イヤイヤ期や子どもが怒っている時などは、大人が子どもの言ったことをオウム返ししてみるのもよいです。自分の言葉を耳で聞くことで、子どもは冷静になることがあります。
オウム返しは子どもが怒っている時だけでなく、様々な場面でも使うことができます。例えば子どもが何を言っているかわからない時に、言っていることを時々オウム返ししてあげるだけで「聞いてもらえている」という感覚になります。保育士もよく使う技です。
大人との会話が成り立ち、自分の感情をコントロールできるようになり始めたら
わざとそっけない答え方をしてみる
子どもが何か求めてきた時にわざとそっけない返答をしてみるのも一つの方法です。
そこから子どもは「そっけない対応をされるとこんなにざわついた気持ちになるんだ」と体感します。直後に「ごめんね、今〇〇しているからあとでやろうね」とフォローします。すると今度は「丁寧に言われるとこんなに違うんだ」と体感します。
ここから子どもたちは、必要な知識や会話力を学んでいくことができます。
体力が付き、睡眠時間が少しずつ短くなってきたら
ふれあいタイムを作る
育児、仕事、家事など忙しいお父さんお母さんが多いかと思います。少し寝る時間が遅くなりますが夜にふれあいタイムを作るのも良いです。
「保育園でお昼寝しているからその分」という考えの保護者の方がいて、私自身「なるほど」と思ったことがあります。
活動が増え、自分で考えることが増えてきたら
あえて応援をしないでみる
子どもが何かに取り組もうとしたけどできなくて、やめようかどうか迷っている時「がんばれ」や「やめたくなったらやめていいよ」と言わず、ひとこと「やめたのね」と事実を言うだけにしてみます。
それだけで子どもは「本当にいいのかな」と自分で考える力を身に付けていきます。
まとめ
今回は自己肯定感について、それを育むための取り組み方もご紹介しました。
ここで挙げたものはあくまで一例です。取り組んでみたことから大人も子どもも様々な発見があり、そこからまた次の取り組みにつながっていくかと思います。
自分なりのやり方を見つけて、お子さんの成長をぜひ楽しんでみてくださいね。