複雑化や多様化が進む現代社会。
自ら道を切り開き、時代を生き抜くために必要な能力の根底にあるのが『好奇心』。
好奇心があることで、知りたい!という気持ちが湧き、学ぶことを自ら楽しめるようになるためです。では、どのようにすれば、お子さんの好奇心が育めるのでしょうか?
「好奇心」とは
「好奇心」とは、まだ知らないことや珍しいことに興味を持つ気持ちのことです。
人間が生まれつき持っている感性のひとつで、物事を探求する原動力にもなるものです。
さらに、学び続ける力の原動力でもあり、お子さんが自己実現するために不可欠な要素なのです。
好奇心が高いほど集中力や情報処理能力も高く、学力も高い傾向にあるという研究結果も。
しかし、学校の学習で習得することは難しいとされています。
好奇心を高めるためには、身近な大人の働きかけが重要になってくるのです。
好奇心は創造力の源
これからの多様性の時代においては、決まった答えが一つだけという課題は少なくなります。
その場その場に合った最適解を導き出すためには、「創造力」が必要です。
創造力とは、自分自身の知識や経験を元に、ゼロから物事を生み出せる能力のこと。
強い好奇心は「やりたい」という気持ちを誘い、さまざまなチャレンジを後押しします。
そのチャレンジにより、多くの成功や失敗を重ね知識や経験を得ることで、創造力は高まっていくのです。
学ぶことを楽しめる子になる好奇心の育み方
しかし、子どもの好奇心は勝手に育まれるわけではありません。
身近な大人が上手に関わっていくことで、好奇心を育んでいけるのです。
好奇心の育み方① すぐには答えを教えない
「なんで?」と聞いてくるお子さんは多いものですが、保護者が答えを知っていても、すぐには答えを教えないようにしましょう。
すぐに教えないことで「知りたい!」という気持ちが強くなり好奇心が深まります。
ただし、なかなか答えを求められないと、お子さんはあきらめてしまうことも…。
お子さんが行き詰ってしまっていたら、「図鑑を見てみる?」「図書館に行って調べてみようか?」などの声掛けを行いましょう。
保護者の方は、答えを求める方法を教えてあげるかたちでサポートしてみてください。
好奇心の育み方② 図鑑を身近に置く
お子さんが小さいうちは、この先何に興味を持つのかが予測できないため、さまざまなジャンルの図鑑を身近に置くようにしましょう。
東大を中心とした難関大学への進学者に行った調査でも、図鑑を読んだ理由に関して「好奇心から」との回答がいちばん多くなっています。
好奇心を満たす手段として、図鑑が最適のアイテムであることを裏付ける結果と言えるでしょう。
興味を持った時にすぐ手にとれるよう、いつでも目につくリビングに置くこともポイントになります。
好奇心の育み方③ 「好き」を極めさせる
お子さんが興味を持った「好き」は、徹底的に極めさせるようにしましょう。
「極めたい」と思う気持ちは、好奇心を追求する力の源になります。
例えば、戦隊ヒーローやファンタジー系アニメが好きな場合。
関連する本ばかり読んだり、グッズを欲しがったり、心配になることがあるかもしれません。
しかし、お子さんの興味が他に移るまでは、お子さんの自由にさせてあげましょう。
成長するにつれ、「好き」は年齢に合った対象に移っていくので、安心して見守ってください。
その際でも、「食事のときには見ない」「映像の視聴時間は制限する」「グッズは○○の時だけ買う」などのルールはしっかりと決めておきましょう。
好奇心の育み方④ 大人も一緒に楽しむ
お子さんの好奇心を育みたい場合は、大人も一緒に好奇心を持って楽しむようにしましょう。
大人が一方的に、「調べなさい」「図鑑を読みなさい」と言っても、お子さんが好奇心を感じることはありません。
大人も一緒にワクワクしながら好奇心を追求し、わからないことがあれば調べる姿を見せることが必要です。
ただし、お子さんの興味関心に合わせる必要はありません。
大人が楽しんで、知らなかったことを知ろうとする姿を見せることで、お子さんのお手本になってあげましょう。
好奇心の育み方⑤ さまざまな体験をさせる
図鑑や本で調べることだけではなく、たくさんの場所を訪れてさまざまな体験をさせるようにしましょう。
好奇心を育むためには、五感への刺激も重要になります。
「図鑑や本で知識を得る」「実際のものに触れる体験をする」を繰り返すことで、脳の広範囲が刺激されて、好奇心の土台が出来上がっていきます。
体験といっても、わざわざ旅行や博物館に行く必要はありません。
「星座盤を見ながら夜空の星を見る」「散歩中に気になった植物を図鑑で調べてみる」
毎日の生活で行えるような体験でも、工夫次第でお子さんの好奇心を育むことができるのです。
まとめ
今回ご紹介した、「学ぶことを楽しめる子になる好奇心の育み方」をもう一度おさらいしてみましょう。
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すぐには答えを教えない
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図鑑を身近に置く
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「好き」を極めさせる
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大人も一緒に楽しむ
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さまざまな体験をさせる
ご家族で過ごす時間の中でなら、お子さんは楽しみながら好奇心を育めます。
ぜひ、ご家族で取り組んでみてくださいね。