数字に強くなる!幼児期からはじめる楽しい算数遊び

数字に強くなる!幼児期からはじめる楽しい算数遊び

「小さい頃から数字に親しんだほうがいいのはわかっているけれど、何をしたらいいかわからない」 

「楽しみながら数字や算数を学ぶ方法はあるの?」 

そんなふうにお悩みのママやパパも多いのではないでしょうか。 

そこで今回は、遊びを通じて自然に数の概念や計算力を身につける方法をご紹介します!日常生活の中で簡単に実践できる算数遊びのアイデアから、年齢別のオススメ活動まで、楽しみながら学べる工夫が満載です。 

毎日の育児の中に数の学習を取り入れたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

 

遊びを通じて数に親しむメリット 

まず子どもに数の概念を教える際は、いわゆる小学校の授業のような「勉強」というスタイルではなく、「自由遊び」をベースにすることが大切です。

これにより、子どもの創造力を刺激しつつ、以下のような力を伸ばすことができます。 

・論理的思考力: パターンの認識や因果関係の理解 
・空間認識能力: 図形や位置関係の把握 
・抽象的思考力: 具体物から概念を抽出する能力 

これらの能力は算数だけでなく、問題解決や創造的思考など、幅広い認知機能の基礎となります。 

さらに幼児期から算数遊びに親しむことで、以下のような長期的なメリットもあります。 

・数学への親和性が高まる 
将来の学習に対する自信と意欲が育ちます。 
 
・問題解決能力や抽象的思考力が培われる 
他の分野の学習や、日常生活でも役立ちます。 
 
・高度な数学への移行がスムーズになる 
早くから数学的概念に慣れ親しんでおくことで、将来的に理系分野での活躍の可能性も広がります。 

楽しみながら自然に数字に触れることで、子どもたちはストレスなく、楽しみながら学べます。遊びを通じた楽しい学びの中で、子どもたちは自然と数学的思考力を身につけられるでしょう。 

 
日常生活で実践できる楽しい算数遊び5 

 

では、具体的にはどのような遊びを取り入れればよいのでしょうか。 

幼児期の算数遊びは、工夫次第で日常生活の中で自然に取り入れられます。ここでは楽しみながら数学的思考力を育む遊びを5つご紹介します。 

1.数え歌や数字ダンスで数の感覚を養う 

リズムに乗せて数を数える歌や数字に合わせて体を動かすダンスを取り入れてみましょう。楽しみながら数の順序や量の感覚を身につけられます。 

 

2.お手伝いを通じた計量や数え上げの練習 

料理の手伝いで材料を計ったり、洗濯物を数えたりすることで、実生活での数の使い方を学べます。「お皿を3枚運んでね」「〇〇ちゃんのお洋服は全部で何枚かな」など、具体的な指示や簡単な問題を出すのも効果的です。 

 

3.おもちゃを使った簡単な足し算・引き算 

ブロック遊び、つみき遊び、おままごとの中でも、数に親しむチャンスがいっぱいです。「3個のつみきに2個足すと全部でいくつかな?」「5個のお菓子を、2個食べちゃったら、残りは何個かな?」といった具合に、視覚的に確認しながら計算の基礎を取り入れてみましょう。 

慣れてきたら、掛け算や割り算にも挑戦してみましょう。(つみきを一人〇個ずつ使いたいんだけど、〇人いたら何個のつみきが必要? 〇個の飴を〇人で分けたら一人何個? など)

 

4.形や図形を意識したお絵かき遊び 

「丸を3つ描いて」「四角の中に三角を描いて」など、図形の名前や特徴を意識しながら絵を描くのもオススメです。自然と図形感覚が養われます。 

 

5.買い物ごっこで金銭の概念を学ぶ 

おもちゃのお金を使って買い物ごっこをしてみましょう。数の足し引きだけではなく、お金の価値や使い方も学べます。 

 

年齢別オススメ算数遊び 

年齢別のオススメ遊びと注意点をご紹介します。

子どもの年齢や発達段階、興味に応じた算数遊びを選ぶことで、楽しく数に親しむ場を作っていきましょう。無理強いせずに楽しく、できたら褒めて、できなくても励ますことで、算数への前向きな姿勢が育ちます。

 

〜3歳児向け 

この年齢では、数の認識と基本的な数え方を学びます。「いち、に、さん」と声に出して数えること、身の回りの物を数える練習が効果的です。指遊びや数え歌も楽しく取り入れられます。 

 
注意点 
無理に正確さを求めず、数を数える楽しさを感じられるようにしましょう。 

 

〜5歳児向け

簡単な計算と図形の理解を深める時期です。ブロックや果物を使った足し算・引き算、形合わせパズルなどを取り入れてみましょう。日常生活の中で「あと2個で10個になるね」などと声をかけ、計算の機会を増やすのもオススメです。 

 
注意点 
正解を急かさず、考える過程を大切にしましょう。 口を出したくなっても大人はぐっと我慢です。

 

就学前の6歳児向け 

応用的な数概念と問題解決能力を育む時期です。サイコロを使ったすごろく遊びで確率の概念に触れたり、パターンを見つける遊びで規則性を学んだりするのもよいでしょう。簡単な文章題を出題するのも効果的です。 
 

注意点 
無理に学校の勉強を先取りする必要はありません。遊びを通じて数学的思考を楽しむ心を育てることが重要です。 

 

おわりに 

 

幼児期の算数遊びは、楽しみながら学ぶことがなにより大切です。

遊びを通じて培われた数学的思考力は、将来の学習全般にわたって大きな力となります。算数を楽しむ心を育て、学ぶ喜びを体験させることが、子どもの可能性を広げる鍵となるのです。 

押し付けるのではなく、子どもの興味や好奇心に応じて遊びを選び、日常生活に取り入れていきましょう!

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