「赤ちゃんとは、どんなふうに遊んだらいいの?」
「赤ちゃんの脳が活性化される遊びを取り入れたいけど、どんな遊びをしたらいい?」
そんなふうにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの脳の発達には、五感を使った遊びが欠かせません。視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚を刺激することで、脳の様々な領域が活性化され、感覚統合能力が向上します。
そこで今回は、赤ちゃ んの感覚を刺激できる遊びを紹介します。親子で楽しみながら、赤ちゃんの健やかな成長をサポートする方法を学んでいきましょう!
脳の発達と五感の関係とは?
赤ちゃんの脳は、生まれてから3歳頃までの間に驚くべきスピードで発達します。脳の神経細胞同士がつながりを作り、さまざまな機能を獲得するのです。この過程で重要なのが「五感を通じた外部からの刺激」になります。
視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の五感は、それぞれ脳の異なる領域と結びついています。赤ちゃんが五感を使うことで、それぞれの脳領域が発達していくのです。
▼感覚と連動する領域の例 ▼
視覚:後頭葉
聴覚:側頭葉
このとき、外部からの刺激を脳が分類・整理するのが「感覚統合」です。五感から得られる情報を脳が適切に処理し、意味のある形に組み立てていきます。例えば、物を見て(視覚)、触って(触覚)、その特徴を理解する…といった具合です。
感覚統合能力は、赤ちゃんの運動発達、言語発達、認知発達の基礎となります。
感覚統合が赤ちゃんの成長に与える影響
感覚統合が行われることで、赤ちゃんは周りの環境について知り、適切に反応できるようになります。これは、のちの学習能力や社会性の発達にも大きく影響します。
▼感覚統合が上手くいかなかった例▼
・特定の音に過敏になる
・着ている服のタグが気になる
・目に入ってくる情報が気になって集中できない
そのため、赤ちゃんの健やかな成長のためには、五感をバランスよく刺激し、感覚統合を促すことが非常に重要です。
五感を刺激する遊びのアイデア
赤ちゃんの五感を刺激する遊びは、日常生活の中で簡単に取り入れることができます。具体的にどのような遊びで五感を刺激できるか、詳しく見ていきましょう。
1.視覚を刺激する遊び
〇コントラストの強い絵本
生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは、白黒や原色のコントラストの強い模様を好みます。シンプルな図形や顔のイラストが描かれた絵本を見せてみましょう。
〇モビール
赤ちゃんの視線の上に、動くおもちゃを吊るしてみましょう。色とりどりのモビールが赤ちゃんの視覚を刺激し、目の動きの発達を促してくれます。
2.聴覚を刺激する遊び
〇楽器遊び
マラカスやタンバリンなど、安全な楽器を使って音を出す遊びをするのもオススメです。赤ちゃんと一緒にリズムを刻むことで、聴覚と運動感覚を同時に刺激できます。
〇音の出るおもちゃ
ガラガラや鈴など、赤ちゃんが自分で音を出せるおもちゃを渡してみましょう。音が鳴る仕組みを学ぶきっかけにもなります。
3.触覚を刺激する遊び
〇さまざまな素材に触れる
柔らかい布、ざらざらしたタオル、つるつるしたボールなど、異なる触感の素材を赤ちゃんに触らせます。これにより、触覚の発達と物の性質の理解を促します。
〇ベビーマッサージ
優しくマッサージをすることで、全身の触覚を刺激します。同時に親子のスキンシップにもなり、情緒の発達にいい影響を与えることもできるでしょう。
4.嗅覚を刺激する遊び
〇入浴剤の香り遊び
赤ちゃん用の安全な入浴剤を使い、お風呂時間を香りの体験時間にします。湯気とともに立ち上る香りは、嗅覚を心地よく刺激してくれるでしょう。
〇香りのシャボン玉
赤ちゃんでも使える石鹸で、シャボン玉を作ってみましょう。香りだけでなく視覚的な楽しさを組み合わせることができるので、親子のリラックスタイムにもオススメです。
5.味覚を刺激する遊び
〇離乳食の味覚体験
離乳食を通じて、さまざまな味や食感を体験させてみましょう。アレルギーや味付けには気をつけつつ、甘みや酸味など、基本の味を順に導入してみてください。
〇安全な食材なめ遊び
スティックのきゅうりやニンジンなど、安全な食材を歯がためのようになめさせます。味覚と同時に、触覚や温度感覚も刺激できるでしょう。
五感を使った遊びを日常に取り入れるコツ
五感を刺激する遊びに挑戦する場合、どのような点に気をつければよいのでしょうか。遊びを実際に日常で取り入れるときは、以下のポイントに注意しましょう。
1. 赤ちゃんの反応を観察する
赤ちゃんの表情や動きをよく観察し、興味を示している遊びを中心に取り入れましょう。笑顔や喜びの声などの強い反応があった遊びを繰り返すのもオススメです。
2.安全性に配慮する
使用する素材や道具は必ず安全なものを選びます。特に、口に入れる可能性のあるものは衛生面にも気をつけましょう。
3.遊びの時間と休息のバランスを取る
赤ちゃんは集中力が続く時間が短いため、短時間で複数の遊びを組み合わせたり、遊びと休息を交互に設けたりするのが効果的です。
4.親子のコミュニケーションを大切にする
遊びを通じて赤ちゃんに語りかけたり、スキンシップを取ったり、コミュニケーションを意識してみましょう。感覚の発達だけでなく、情緒面の発達も促せます。
5.日常生活の中に遊びを組み込む
特別な時間を設けるのではなく、着替えや食事、入浴など、日常のルーティンの中に五感を使った遊びの要素を取り入れると継続しやすくなります。
おわりに
五感を使った遊びは、赤ちゃんの脳の発達を促すだけでなく、親子の絆を深めるチャンスにもなります。日々の生活の中で、少しずつ取り入れてみてください。赤ちゃんの健やかな成長を、五感を使った遊びでサポートしていきましょう!
そして、、、つみきーずのもりで展開しているつみきにも、実は赤ちゃんの五感を刺激する要素がたくさん詰まっています!
たとえば、つみきとつみきをぶつけて出る音は聴覚を刺激し、赤ちゃんがものをつかめるようになったらつみきを持たせてあげることで触覚を刺激することができます。
つみきーずのつみきは国産の木材(ひのき・すぎ)を使用していますので、嗅覚の刺激にも効果的です。
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