【積み木で勉強シリーズ⑥】 積み木で学ぶ「分数」! 0〜6歳でできる年齢別あそびアイデア集

【積み木で勉強シリーズ⑥】 積み木で学ぶ「分数」! 0〜6歳でできる年齢別あそびアイデア集

「分数」と聞くと、「小学校になってから勉強するもの」と思われる方も多いかもしれません。

たしかに、小学校では「1/2」「1/3」「3/4」といった分数の書き方や計算を学びます。

でも、その前に大切なのは、

「半分って何だろう?」

「2つに分けるとどうなる?」

という感覚を育てることです。

実は、この分数の土台となる考え方は、積み木遊びの中で自然と身につけることができます。

今回は、積み木を使って「分数」の感覚を育てる遊びを、年齢別にご紹介します。


分数ってどんな考え方?

分数とは、

「1つのものをいくつかに分けたうちの、いくつ分か」

を表す考え方です。

例えば、

  • 半分(1/2)
  • 3つに分けたうちの1つ(1/3)
  • 4つに分けたうちの3つ(3/4)

などがあります。

幼児期には、数字や式を覚える必要はありません。

まずは、

  • 半分
  • 同じ大きさに分ける
  • 合わせると元に戻る

という感覚を遊びながら身につけることが大切です。


【0〜1歳】2つに分けて遊ぼう

この時期は、「分数」という言葉を教える必要はありません。

まずは、「分ける」という体験を楽しみましょう。

<おすすめの遊び>

積み木を2つに分けよう

積み木を2つ並べて、

「こっちと、こっち。」

と分けて遊びます。


半分ずつ配ろう

積み木を親子で分けます。

「ママに1個。」

「○○ちゃんに1個。」

と、同じ数ずつ配る遊びがおすすめです。


【2〜3歳】「半分」を感じよう

少しずつ「同じ」という感覚が育ってくる時期です。

<おすすめの遊び>

同じ数に分けよう

積み木を6個用意します。

左右に同じ数ずつ並べます。

「どっちも3個だね!」

と確認してみましょう。


三角柱を合わせてみよう

三角柱を2つ合わせると…

「あれ?四角になった!」

「半分が2つ集まると、1つになるんだね!」

という発見につながります。


【4〜5歳】分数の考え方を遊ぼう

ここからは、小学校の分数学習につながる遊びです。

<おすすめの遊び>

半分探しゲーム

立方体を見せて、

「半分はどれかな?」

と考えてもらいます。

三角柱2個を合わせると立方体になることを確認しながら、

「三角柱1個は、この立方体の半分なんだね。」

という感覚を育てます。


同じ大きさになるかな?

立方体1個と三角柱2個を並べます。

「どっちが大きいと思う?」

「本当に同じかな?」

と予想してから確かめてみましょう。


半分を集めよう

三角柱をたくさん並べます。

「半分を2つ集めると何個の立方体になるかな?」

遊びながら数えてみます。


ワンポイント!積み木で「分数」が見えてくる

ここで、積み木の大きさを少し整理してみましょう。

この遊びでは、**立方体1個を「1」**と考えます。

すると、

  • 立方体1個 = 1
  • 直方体1個 = 1
  • 三角柱2個 = 1
  • 三角柱1個 = 1/2

という関係になります。

つまり、形は違っていても、同じ大きさ(同じ体積)の積み木があるということです。

そして、三角柱1個は立方体1個のちょうど半分なので、

「半分が2つ集まると1つになる」

という分数の基本的な考え方を、実際に積み木を動かしながら理解することができます。

言葉や数字だけでは難しい分数も、目で見て、手で触れて確かめることで、ぐっと身近なものになります。


【5〜6歳】分数にチャレンジ!

小学校入学前後におすすめです。

<おすすめの遊び>

いくつで1つになる?

三角柱を並べて、

「何個集まると立方体になるかな?」

「立方体2個を作るには、三角柱は何個必要かな?」

など、考えながら遊びます。


分数パズル

親が立方体や直方体を並べます。

子どもは三角柱だけを使って、同じ形や同じ大きさになるように挑戦します。

「どう組み合わせたらぴったりになるかな?」

と試行錯誤することで、考える力も育ちます。


お話で分数ごっこ

「ケーキを2人で分けると、一人分は半分だね。」

「積み木も半分にできるかな?」

日常生活と積み木遊びを結びつけることで、分数が身近なものになります。


積み木遊びは「分数」の準備運動

積み木遊びでは、

✔ 半分という考え方

✔ 同じ大きさに分ける

✔ 合わせると元に戻る

✔ 全体と部分の関係

✔ 組み合わせを考える

✔ 論理的に考える

など、小学校算数につながるさまざまな力を育てることができます。

積み木を実際に動かしながら遊ぶことで、「半分ってこういうことなんだ!」という感覚が自然と身につきます。


まとめ

分数は、数字や計算を覚える前に、「分ける」「合わせる」「半分」という感覚を育てることが大切です。

積み木遊びなら、実際に手で動かしながら「半分が2つ集まると1つになる」ということを目で見て確かめられます。

つみきーずのつみきは、立方体・直方体・三角柱という異なる形を組み合わせながら、同じ大きさや半分の関係を発見できるのが大きな特徴です。

「どうして同じ大きさになるんだろう?」「ほかの組み合わせもあるかな?」と親子で考えながら遊ぶことで、分数だけでなく、論理的に考える力や探究心も育まれます。

ぜひ親子でいろいろな組み合わせを試しながら、「分数って面白い!」「半分ってこういうことなんだ!」という発見を楽しんでみてください。