【積み木で勉強シリーズ⑦】積み木で学ぶ「対称」|0〜6歳でできる年齢別あそびのアイデア紹介

【積み木で勉強シリーズ⑦】積み木で学ぶ「対称」|0〜6歳でできる年齢別あそびのアイデア紹介

「なんだか左右が同じ形だね。」

「鏡に映したみたい!」

そんな発見をしたことはありませんか?

小学校では「線対称」や「点対称」という図形の学習がありますが、その土台となる感覚は、幼児期の遊びの中で育てることができます。

積み木遊びなら、実際に積み木を並べながら、**「左右が同じ」「ひっくり返しても同じように見える」**といった感覚を楽しく体験できます。

今回は、積み木を使って「対称」の感覚を育てる遊びを、年齢別にご紹介します。


対称ってどんな考え方?

「対称」とは、ある線や点を基準にして、左右や上下が同じ形になることです。

小学校では、

  • 線対称
  • 点対称

を学びますが、幼児期には名前を覚える必要はありません。

まずは、

  • 左右が同じ
  • 真ん中をはさんで同じ形
  • 鏡に映したような形

という感覚を遊びながら身につけることが大切です。

積み木は自由に並べたり組み替えたりできるため、対称の仕組みを目で見て確かめながら学ぶことができます。


【0〜1歳】同じ形を見つけよう

この時期は、「対称」という言葉を教える必要はありません。

同じものに気づく体験を楽しみましょう。

<おすすめの遊び>

同じ積み木を並べよう

同じ形の積み木を2つ並べます。

「同じ形だね。」

「お友達みたいだね。」

と声をかけながら遊びます。


左右に並べてみよう

積み木を左右に1個ずつ置いてみます。

「右にもあるね。」

「左にもあるね。」

左右を意識する第一歩になります。右がどっちで左がどっちを覚えなくてもOK。


【2〜3歳】左右同じ形を作ってみよう

見比べる力が育ってくる時期です。

<おすすめの遊び>

まねっこ遊び

親が右側に積み木を並べます。

子どもは左側に同じように並べます。

「同じになったね!」

と一緒に喜びましょう。


ちょうちょを作ろう

ちょうちょの形は、子どもにも分かりやすい左右対称です。

積み木で体を真ん中に置き、

左右に羽を作ります。

「右と左がおそろいになったね!」

と声をかけながら遊びます。


【4〜5歳】線対称を体験しよう

ここからは、小学校の図形学習につながる遊びです。

<おすすめの遊び>

真ん中に線を引いてみよう

紙に一本線を引きます。(親が真ん中にテープやひもを置いてもOK!)

その線を境に、

左右同じ形になるよう積み木を並べます。

「鏡に映したみたい!」

という感覚を楽しみましょう。


半分だけ作って完成させよう

親が線の片側だけに積み木を並べます。

子どもは反対側を完成させます。

完成したら、

「左右同じになったかな?」

と確認してみましょう。


どこが違うかな?

あえて1個だけ違う場所に積み木を置きます。

「どこが違うかな?」

と探すゲームです。

観察力も育ちます。


ワンポイント!「対称」は鏡の世界!

鏡の前に積み木を置いてみると、鏡の中にも積み木が現れます。

鏡に映った積み木は、本物と左右が対応しています。

積み木を動かしながら、

「鏡の中ではどう見えるかな?」

「左右は同じになっているかな?」

と確かめてみましょう。

遊びながら、「鏡に映ると左右が対応する」という線対称の考え方を体験できます。


【5〜6歳】対称にチャレンジ!

小学校入学前後におすすめです。

<おすすめの遊び>

対称パズル

積み木で好きな形を作ります。

今度は、それと左右対称になる形を反対側に作ってみましょう。


模様づくりゲーム

立方体や三角柱を組み合わせて模様を作ります。(平面での造形がおすすめ)

「左右同じになるかな?」

「上下でも同じかな?」

と工夫しながら遊びます。

ひょっとしたら点対称の発見もあるかも知れません。(この時点で気づきがなくても全く問題ありません)


オリジナルマークを作ろう

左右対称になるオリジナルのマークや生き物を作ってみます。

完成したら、

「真ん中で折ったら重なるかな?」

と考えてみましょう。

想像力や創造力も育ちます。


積み木遊びは「対称」の準備運動

積み木遊びでは、

✔ 左右を意識する

✔ 同じ形を作る

✔ 鏡のように並べる

✔ 観察する

✔ 図形の特徴に気づく

✔ 論理的に考える

など、小学校算数につながるさまざまな力を育てることができます。

積み木を実際に並べて確かめることで、「対称ってこういうことなんだ!」という感覚が自然と身につきます。


まとめ

対称は、小学校で「線対称」や「点対称」として学ぶ大切な図形の単元です。

幼児期には、名前を覚えることよりも、

「左右が同じ!」

「鏡みたい!」

という発見を楽しむことが、図形への興味や観察力を育てます。

つみきーずのつみきは、立方体・直方体・三角柱などを自由に組み合わせて、さまざまな対称の形を作ることができます。

「ここをこう並べたら左右同じになるね!」

「違う形でも対称になるかな?」

と親子で試行錯誤しながら遊ぶことで、図形を捉える力や論理的思考力も育まれていきます。

ぜひ親子で、積み木を使った「対称遊び」を楽しんでみてください。